#59【中学校社会科 歴史ノート】江戸時代 新しい学問と化政文化

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てぃ~ちゃ~Mです

今回は#59【中学校社会科 歴史】江戸時代 新しい学問と化政文化を紹介します

▼今回の動画はこちら▼

まとめ(ノート用)コピペどーぞ(^_^)

新しい学問と教育

  • 国家の危機に対する考え方

国家の危機?

1つ目

→儒学(中国の思想)が広まっている

⇒日本は神の国=国学・・・本居宣長「古事記伝」

→神道・・・平田篤胤

2つ目

→蘭学の発展

⇒接近する欧米諸国に対応する必要があった

発展の背景・・・西洋諸国の開国要求。吉宗の洋書解禁。輸入品の国産化

⇒「解体新書」・・・前野良沢と杉田玄白

          通訳にも頼めたが、自ら西洋文化を学ぶ必要を感じていた

⇒鳴滝塾・・・長崎でシーボルト(ドイツ人)が教育した私塾

  • 高まる学問

・伊能忠敬・・・日本地図

・平賀源内・・・エレキテル

・安藤昌益・・・「自然真営道」~階級なしで全員で農業をするべき

・寺子屋・・・庶民が学ぶ「読み、書き、そろばん」

・藩校・・・武士の子弟が学ぶ

  • 化政文化

18世紀後半から19世紀初めの江戸中心の文化

・文学

十返舎一九・・・「東海道中膝栗毛」

滝沢馬琴・・・「南総里見八犬伝」

・浮世絵

喜多川歌麿・・・美人画

葛飾北斎・・・風景画

歌川広重・・・風景画

・俳諧

小林一茶・・・「雀の子 そこのけそこのけ お馬が通る」「雪とけて 村いっぱいの 子どもかな」

・狂歌や川柳も流行・・・社会を風刺(少しバカにする)、封建制度の批判など

勉強復習、予習、テスト勉強などの参考にどうぞ(^_^)

▼歴史記事▼

本記事の内容: 天皇を敬い幕府を滅ぼす学問の起こりと江戸の文化 がわかる

入試でもよく出る江戸時代

時代の概要と人物と政策と文化と順番を理解していればテストも怖くありません

概要

幕府は朱子学を正当な学問としていたが、それを批判する学派もおこってくるようになる。また、民衆のための道徳を説いた心学もさかんになる。

18世紀の後半には、仏教や儒教が入る前の日本の精神が大切だと説く国学が大成され、後の幕末の尊王攘夷運動にも影響します

その他、徳川吉宗の洋書の輸入解禁から発展していった蘭学も人々に影響を与えた

19世紀になると、社会の行き詰まりを背景に、政治を批判する歌が詠まれたり、小説や演劇、浮世絵などがはやる

町や村では寺子屋が開かれ、各地の藩では藩校が作られ、学びや人材教育にも力を入れていたことがうかがえる

そんな時代です

新しい学問と教育

国学

幕府は朱子学を正当な学問として学ばせていきます

例えば昌平坂学問所などは幕府の教育機関と考えてもいいですが、それは湯島の聖堂として孔子を祭っているところにあります

ということは、日本は中国から始まった学問を進めているということになります

そういった海外の学問が日本に入ってきて日本を外国化してしまうということを、国家の危機とする考え方が広まっていきます

それが儒学(中国の思想)の広まりに対して、日本は神の国として古くから伝わっているじゃないかと古事記(神様が天地を作るところから始まり推古天皇までの神話や伝承を記した日本最古の歴史書)を研究し、本居宣長(もとおりのりなが)が「古事記伝」をあらわした。そして国学を大成させます。

本居宣長

のちに、国学を勉強し、神道(しんとう)を唱える平田篤胤(ひらたあつたね)は幕末の尊王攘夷運動に影響を与えます

蘭学

日本の中には、接近する欧米諸国に対応する必要があると考えた人や、西洋諸国の文化を積極的に取り入れようと考える人たちもいました

ですが、発展の背景には吉宗の洋書解禁があります。産業の発展や、キリスト教に関係のない書物を輸入することを認めました。そのころから発展していき、輸入品の国産化を進めるためにも海外を学ぼうとする動きが出てきます

その他

解体新書

ターヘルアナトミアと呼ばれる解剖書をもとに、前野良沢と杉田玄白が記した解剖書がある。

彼らも、通訳にも頼めたが、自ら西洋文化を学ぶ必要を感じていたので、時間はかかったが日本製の解剖書を作成した人物である

鳴滝塾

長崎でシーボルト(ドイツ人)が教育した私塾では、高野長英などの蘭学者を輩出する

その他一覧

  • 伊能忠敬・・・日本地図
伊能忠敬
  • 平賀源内・・・エレキテル
平賀源内
エレキテル
  • 安藤昌益・・・「自然真営道」~階級なしで全員で農業をするべき
  • 寺子屋・・・庶民が学ぶ「読み、書き、そろばん」
  • 藩校・・・武士の子弟が学ぶ

などがあります

化政文化

18世紀後半から19世紀初めの江戸を中心とした文化が栄えました

ちなみに上方(大阪、京都)で栄えた元禄文化はこちら▲元禄時代▲

文学

十返舎一九・・・「東海道中膝栗毛」

滝沢馬琴・・・「南総里見八犬伝」

浮世絵

喜多川歌麿・・・美人画

ポッピンを吹く女

葛飾北斎・・・風景画

富嶽三十六景

歌川広重・・・風景画

東海道五十三次

俳諧

小林一茶・・・「雀の子 そこのけそこのけ お馬が通る」「雪とけて 村いっぱいの 子どもかな」

狂歌や川柳も流行・・・社会を風刺(少しバカにする)、封建制度の批判など

問題

頻出問題①

国学の発展に多大な貢献をしたことで知られる人物で、『古事記』の研究に取り組み、約35年を費やして当時の『古事記』研究の集大成である注釈書『古事記伝』を著した人物を以下から選んで答えなさい。

【 伊能忠敬 葛飾北斎 杉田玄白 本居宣長 シーボルト 】

答えhttp://teacherceo-masajirusi.com/2020/01/29/post-1576/

頻出問題②

前野良沢や、中川淳庵らとともに人体解剖を見学し、解剖図の正確さに感嘆する。『ターヘル・アナトミア』を和訳し、『解体新書』として刊行した人物を以下から選んで答えなさい

【 伊能忠敬 葛飾北斎 杉田玄白 本居宣長 シーボルト 】

答えhttp://teacherceo-masajirusi.com/2020/01/29/post-1579/

頻出問題③

「富嶽三十六景」という風景画の作品を残した人物を以下から選んで答えなさい

【 伊能忠敬 葛飾北斎 杉田玄白 本居宣長 シーボルト 】

答えhttp://teacherceo-masajirusi.com/2020/01/29/post-1582/

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