こんにちは
てぃ~ちゃ~Mです
今回は#39【中学校社会科 歴史】室町時代の日本周辺の交易を紹介します
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▼ 歴史記事 ▼
本記事の内容:室町時代の日本周辺の交易を知る
- 琉球王国
- アイヌ民族
琉球王国
琉球王国の成立
琉球の漢字間違いは気をつけましょう
琉球(現在の沖縄県)では、按司(あじ)と呼ばれる支配者たちが、各地を支配していました。支配の拠点になるのがお城。琉球ではお城の事をグスクとよびます。14世紀ごろには大きく3つの地域に分かれていましたが、15世紀に尚氏(尚巴志王)が琉球を統一し首里を都として琉球王国が成立しました。
首里城が拠点と言うことですが、2019年の10月31日に火災で全焼してしまいました
世界遺産でもあった首里城は高校入試にもよく出ていました。
琉球王国の特徴~首里城の各所にみられる龍は中国皇帝の印。
ということは中国と琉球の結びつきは強かったことを意味しています
中国には三弦(サンゲン)と呼ばれる弦楽器がありそれが三線(サンシン)のルーツと言われています
エイサーも中国の使節をむかえる踊りとしてあったのが、現代でもお祭りなどで踊られています。
その中国とのかかわりですが、中国は当時は「明」です
明は日本で言うところの鎖国体制を取っていました。海禁政策といいます
動画では解禁になっていましたスミマセン<(_ _)>
海禁政策の為特定の地域としか交易はしていませんでした
その一つが琉球
琉球は明の朝貢国でした。明が親分で琉球が子分と言うことです
その琉球が日本や東南アジアの国々の間に入ることで明との中継を行っていました
この琉球が間に入った貿易のスタイルを中継貿易(なかつぎ貿易)といいます
明↔琉球↔日本 明↔琉球↔東南アジア どちらも琉球が間に入っています
琉球王国の貿易の拠点は那覇の港。ここで、中国の陶磁器、日本の刀剣、東南アジアの香辛料、染料などが取引されました
アイヌ民族
アイヌの人々
オホーツク文化圏(北海道の北部にあるオホーツク海近辺)と擦文文化(北海道)があわさり13世紀ごろにアイヌ文化に発展しました。
交易
アジア~中国大陸の沿海州、樺太
日本 ~津軽半島の十三湊(とさみなと)を中心に行われ、→日本海から京都へ物資がもたらされました
本島の日本人は、和人(わじん)とよび、和人は蝦夷地(えぞち)(現在の北海道)に館(たて)という根拠地を作り交易を行いました。
頻出問題①
15世紀ごろ現在の沖縄にできた王国を漢字二字で答えなさい
答えhttp://teacherceo-masajirusi.com/2019/11/22/post-837/
頻出問題②
問題①で行われた貿易のやりかたは何貿易か答えなさい
答えhttp://teacherceo-masajirusi.com/2019/11/22/post-841/
頻出問題③
以下の文章に当てはまる適切な語句の組み合わせを以下から選んで記号で答えなさい。
【(A)は(B)に(C)という根拠地を作り交易 】
ア:A:和人 B:蝦夷地 C:館
イ:A:館 B:蝦夷地 C:和人
ウ:A:蝦夷地 B:館 C:和人
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