#34【中学校社会科 公民ノート】政府の役割

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こんにちは

てぃ~ちゃ~Mです

今回は#34 【中学校社会科 公民】政府の役割 を紹介します

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①、財政のはたらき

〇市場と財政の働き

市場・・・ものやサービスの生産

財政・・・

1、資源配分の調整(国民生活に必要なもの)

社会資本(学校、道路、公園、、、)と公共サービス(教育、医療、、、)

2、所得の再分配~所得格差を埋める・・・累進課税

3、経済の安定化~財政政策で景気を調整→増税、減税、公共投資の増減

②国民経済の動き

③景気変動

・好景気~生産活発、失業、倒産減少、インフレ(物価高)←増税、公共事業減

・不景気~生産減少、失業、倒産増加、デフレ(物価下落)←減税、公共投資

勉強復習、予習、テスト勉強などの参考にどうぞ(^_^)

▼公民記事▼

本記事の内容:経済的な政府の役割がわかります

国の代表者が国会議員として国民から選ばれましたね

その国会議員の中から内閣総理大臣が選ばれましたよね

その内閣総理大臣がリーダーとなって組織するのが内閣でしたね

その内閣は行政権を持っていましたね

そして内閣は国会に予算案を提出して審議してもらいましたね

予算案はあらかじめ○○に●●円使いますよということをまとめた計画書みたいなものです

その内容に従ってお金は使われますが、

国は(政府は)何にお金を使っているのでしょう

大まかな内容をここで説明します

  • 財政のはたらき
  • 国民経済の動き
  • 景気変動

財政のはたらき

市場と財政の働き

市場は、ものやサービスの生産を行います

モノとは商品の事、車とかコップとかいろいろです

サービスとは飲食店で出される食事や散髪や運輸関係とかいろいろです

市場は人々の暮らしがより豊かに、より良いものを生産しています

一方国のやること(財政)は

資源配分の調整(国民生活に必要なもの)

を考えています

どういうことかというと

学校や道路、公園などみんなが利用するものをつくったり整備したりしています

これらは

社会資本

といいます

その他

サービスも行っています

これを、公共サービスといい

教育や医療などこれも多くあります

所得の再分配

所得格差を埋めるということをしています

どうやってか?

累進課税

という方式で税金のかかる率が儲けたお金によって変わってきます(厳密に言うと所得に対して)

経済の安定化

財政政策で景気を調整しています

増税、減税、公共投資の増減で世の中に流れるお金の量を調整しています

景気変動の項目で図解します

国民経済の動き

国民(家計)は企業や政府と関係がありますが、会社員として勤めるということは労力を企業に提供することになり、逆に給料として賃金を得ます

政府は、家計や企業から税を徴収します。逆に、家計や企業へ公共サービス(例えば、道路が整備されることで輸送業者や国民の生活がよりやりやすくなる)を提供しますし、企業へは、仕事を依頼して代金を支払います

企業は経済の記事でも紹介しましたが、政府に対して稼いだ額に応じて税金を払っています。会社は法人(法律によって人と同じ扱い)になっていますから、税金がかかります。これを法人税と言います)。

下図にまとめました

景気変動

そうは言っても、世の中の儲かっている儲かっていないということはほかにも様々な事柄が関連してきます

世の中のみんながお金に余裕のある時と余裕のない時で政府の政策も変わってきます

好景気

生産活発、失業、倒産減少、インフレ(物価高)←増税、公共事業減

好景気なら、一言で言うと儲かっている状態です

儲かっているということはモノが売れているということ。だから生産も活発になり、作るから人手が必要です。だから失業率は減ります。物が売れていくと、均衡価格を目指して、価格の上がる面が出てきます(色々な要素がありますが簡単に)。みんな儲かっているから税金をあげてより良い社会を目指しても大丈夫かと増税になります。政府はお金を儲かっている世の中に回す必要がないので、公共投資は減少します

物価が上昇し続ける現象で、経済状態が好況時に発生する、インフレ(インフレーション)が起こります。

一方

不景気

生産減少、失業、倒産増加、デフレ(物価下落)←減税、公共投資

不景気と言うことは儲かっていないという事。物が売れないのであんまり作りません。作らないで良いので人手もあまりいりませんなので雇用が減り失業率が上がります。物が売れないと企業は値段を下げてでも売って、少しでも利益にしようとします。だから物価が下がります。物が売れない、給料が少ないとなると、税金も高額には取れません。だから税金が下がります。逆に、世の中にお金が無いので、国としては世の中を活性化させるためにお金を出していきます。公共投資をすることで、その仕事を請け負う業者にお金が渡り、ほかのサービスを利用することによりお金がどんどん世の中に流れていきます

継続的にモノの値段が下がり続け、経済全体が収縮していくこと。デフレ(デフレーション)が起こります。

上図や下図を参考に少し想像したらわかりやすいです

景気の波

▼問題▼

頻出問題①

資源の配分の調整として政府は、産業の基本となる施設としての道路,港湾や、生活基盤施設としての公営住宅,上下水道,都市公園,病院,学校などに税金を使う。税金の使われるこれら全般を何というか。漢字4字で答えなさい。

答えhttp://teacherceo-masajirusi.com/2019/12/16/post-1285/

頻出問題②

家計や企業は、政府からの公共サービスや社会保障を受ける代わりにおさめなければならないものがある。これを漢字一字で何というか答えなさい。

答えhttp://teacherceo-masajirusi.com/2019/12/16/post-1289/

頻出問題③

経済状態が好況時に発生する、物価が上昇し続ける現象を何というかカタカナで答えなさい。

答えhttp://teacherceo-masajirusi.com/2019/12/16/post-1292/

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