こんにちは
てぃーちゃーMです
今回は、公立学校への通勤には自転車が良い理由を自転車の危険性とともに紹介します
この文章はまず、公立の学校の教師で、勤務校が片道10km以内、10km前後の方限定ですので、それ以外の方は参考にならないかもしれません
ですが、自転車の危険性は共感できると思いますので危険性まで飛ばしてください
結論から言いますが、費用対効果が高いというのが一番のメリットです
詳しくは下で説明しますが、あなたはご存じでしょうか?公共機関の利用は運動にならないという事を
まず、1日の平均歩数は、(平成24年度バージョンですが)全国平均しても大体1万歩は越えません(下の表を参考)
何千歩だとわかりにくいので、わかりやすいように1万歩として計算します
まず、ウォーキングによる1万歩達成で得られる消費カロリーは約350kcalです
お茶碗1杯分です。
ですが、これは継続した有酸素運動という形で算出されている数字です
そもそも、有酸素運動は継続が必要です
途切れ途切れでも効果はあるという文章も多く見かけられますが、実際の筋肉とエネルギーの作用を理解すれば効果が薄いことがわかります
有酸素運動ではネルギー源として体内に溜めてある体脂肪が燃焼されるための材料として酸素を必要とします。
運動のはじめは糖質が利用されるのですが、20分以上(これは目安です)酸素をしっかりと取り込む有酸素運動(無酸素運動ではダメです)を続けると、糖質に代わって脂肪の消費率上がっていきます。
20分頃まではまず、皮下脂肪ではなく、血液中の脂肪が使われます
その後、さらに運動を続けることで皮下脂肪や内臓脂肪などの体脂肪が使われます
そうやることが、有酸素運動では一番望ましい方法です
ですが、公共機関を利用すると継続した運動が可能でしょうか?
わかっているとは思いますが「不可能」です
そもそも、1日合計しても1万歩が達成できないのに通勤のみで痩せようなんて甘すぎます
駅から勤務地まで徒歩20分以上かかるなら別ですが、通勤に公共機関を利用するという事はそもそも運動というレベルでの効果は見込めないという事であり、運動効率を考えるとかの材料にすらなりません
という事は、公共機関を利用しての通勤のみでの運動量は本当に意味がないという事です
一方、自転車は、信号では止まりますが、とまる時間は知れています
また、うまく道を選択し、慣れていけば、安全を考慮したうえでもほぼ止まらずに進むことができます
という事は、家から約10kmある勤務地とした場合、時速20kmで考えた場合でも約30分で到着します
(これは、時速20kmで20分間走ると約7km進むことで計算しています)
どうでしょうか?有酸素運動としてとらえる時間も達成し、目的地への到着も達成しました。ですが良い点はまだあります
ここから、自転車のメリットを紹介していきますが大前提として、自転車の時速計算はあくまでもクロスバイクやマウンテンバイクなど、一般的な「ママチャリ」とは違うものを想定して算出しています
安全面、スピード、走行性能、体への負荷を考えるとママチャリは通勤では使えません。近所の買い物に使ってください
メリット
時間短縮
まず、通勤で利用することに関して言うと速いです
例えば、通勤に公共機関を利用する場合
家→駅→駅→勤務地
となります。矢印部分が移動という事になりますが、これだけ見ても工程が多いです
自転車は
家→勤務地
です
もちろん、道にもよりますが、都市部ならば“野を越え山を越え”な道はあまりなく、ほとんどの道が、平坦で舗装されているので走行に関して、何ら不便はありません
工程が多いという事は待ち時間も多くなるという事、移動時間も多くなるという事です
実際、私の働いていたころの勤務地の場合、家からは7km強の距離だったのですが、それはあくまでも直線距離で、自転車だと速くて20分、ゆっくりで30分あれば着いていました
ですが、公共機関の場合直線では進むことができず、回り道の経路(そこしか電車が通っていないので)になってしまい、1時間5分ぐらいはかかりました
あなたにとっても時間は大切なモノでしょう
移動時間を減らすことができれば、より仕事に時間を費やすこともできるし、早く帰ることもできます。家族と過ごす時間も増えるし、トレーニングに行く時間も作ることができます。寄り道も簡単にできるので、時間が短縮されるという事は人生が豊かになるという事を意味していますね
経済的
あなたが公務員の場合、自転車通勤を選択していれば、通勤手当が支給されます
私の場合、4,200円でした
ですが、公共機関を利用した通勤ならば必ず求められるのが定期券の確認です
もし経路間に繁華街があるのなら途中下車での利用は可能ですよね
ですが、何もない経路の場合、通勤にしか使えません(というか本来の目的は通勤ですけどね)
定期って勤め先によっては効果は薄いですよね
片や、自転車通勤は通勤手当が支給されます
単純に、半年もすればそこそこの自転車と備品ぐらいならば代金を回収できます
自転車にはメンテナンスが必要なので、そこにはお金がかかりますが知れています(デメリットの項目で説明します)
安全かつ丁寧に乗ることで通勤するだけで給料が増えるってうれしいですよね
あと、ゲスイ話で言うと、もらい事故もあります(デメリットでもありますが)、私もありましたが出合頭で相手側の不注意。事故として警察に処理してもらう事になると車側はうれしくない。という事で、車側のおじさんが「3諭吉」私にくれまして、とりあえず、自転車と体に使ってくださいとしてくれました
自転車は無傷、私も無傷だったので「分給1万円」(5分もかかっていないできごとだったので3分として3で割りました)でした
私は学校勤務の前にバイクでももらい事故をして骨折や縫合といった簡単な処置も受けたこともありますが、事故で良いことは基本的にはありません(痛いです)
私の場合、ただ、車側が警察ごとにしたくない、話の分かる人だったのでそうなりましたが、もっと怖い人の場合もあるのでトラブルは基本避けたいですものね
事故はいりませんが、通勤手当てという面ではかなりのお得です
健康
時間とお金が手に入り尚且つ健康も手に入るのが自転車です
冒頭でも説明しましたが、有酸素運動になります
しかも、ウォーキングと違って足を基本的に使う運動になるので運動効率が非常に高いです
運動効率とは何かというと
腕よりも足の筋肉は大きいという事です
筋肉が大きいという事は、運動にかかわる筋肉も多くあり、そこに使われるエネルギーも多くなるという事です
ここで、自転車に乗ると足が太くなるんじゃないか?と心配される方もいるかもしれませんが、普通に通勤程度で自転車を利用するぐらいでは足は太くはなりません
競輪選手は強烈な負荷をかけます、重いペダルや回転数を増やす、足のトレーニングもしっかりしているので太くなっているだけです
自転車をこぐだけで足が太くなるのなら中国人は足が太い人ばかりになっていたことでしょう
そんなことないですよね
筋肉は、負荷に耐えるために強くなります
ここで気を付けなければならないのが、負荷には2種類あるということ
そして、強くなる負荷と、大きくなる負荷は違うという事です
一つは、重い負荷に耐える力です
これは筋肉を大きくします
ボディビルの選手たちは軽いウェイトトレーニングではなく、できるだけ高重量を扱います。重たいものが大きい筋肉を作るという事を知っているからです
もう一つは、長く耐える筋肉です
これは、筋肉を強くします
単純に、ウェイトトレーニングではなく、自重トレーニングをする囚人などは体は大きくはなりません。強靭になっていきます。いわゆる細マッチョというやつです
マラソン選手は走り続けますが、足がボディビルダーのように大きな筋肉にはなっていませんよね
回数と、低負荷が強靭な筋肉づくりを促してくれます
強靭な筋肉は大きいわけではないのです
自転車は、低負荷の高回数の運動でかつ、基本的に足の筋肉を使う事により運動効率も高くなる有酸素運動です
デメリット
雨
昔は傘をさしての走行もよかったのですが、地域によっては自転車の条例が厳しくなってきています
ママチャリでも自転車利用の際は「さすべえ」を利用しなさいと地域によってはお達しがありました
それもこれも、自転車は軽車両ですので当然といえば当然ですが、面倒なところもありますね
濡れる
雨の場合、傘がさせないのでカッパの着用になります
ですが、最近はおしゃれなレインコートも充実しているので問題は無いかなと思いますが、時期によってはとても蒸れます
特に、雨の時期と言えば梅雨です
そろそろ暑くなってくる頃かな?の雨ですから蒸れます
良いレインコートを選ぶ方が無難です
手当なども考えると、使える予算はある程度確保できると思いますので、出し惜しみせず選んだ方が良いです
100均のレインコートは単純に、サイズの幅と耐久力が無いので、自転車に乗るならば100均レインコートはNGです
あと、一番危険なことが有ります
回転(最も危険)
それは、ハンドル部分に傘をひっかけておくことです
スピードが出ていればいるほど危険度は比例的に上がります
どういうことかというと
ハンドル部分にひっかけた傘が、前輪部に巻き込まれて、傘が車輪の回転を止めるストッパーになります。クロスバイクなどは比較的車体が軽いので、傘が挟まった反動で前方に自転車ごと回転してしまいます
本当に危ないのでハンドルに傘をひっかけるのだけは絶対にやめておきましょう
故障
特に自転車に乗り始めたころが多いです
なぜか?
強さや耐久度がまだ見えないからです
例えば
パンク
例えば、クロスバイク(マウンテンバイクとロードバイク(競技用の羊の角みたいなハンドルのやつ)の中間のような自転車です)の場合、段差(小さな側溝)などは要注意です
ロードバイカーなら段差は危険視していることでしょうけど、マウンテンバイクは段差なんてへっちゃらです
クロスバイクも段差にはそこそこ強いのですが、マウンテンバイクほど過信してはいけません
タイヤの強度は、マウンテンバイク>クロスバイク>ロードバイクです
チェーンが外れる
これは、経年によるチェーンのゆるみが主な原因です
知らないかもしれませんが、チェーンは使い続けていると伸びます
チェーンが伸びると、ギアのギザギザの部分(スプロケット)とかみ合わなくなって空回りしたりします、そんなときにギアチェンジすると外れるという感じですね
定期的なチェーンの交換は必須です
また、スプロケットも時期を見て(ギザギザの山がすり減って小さくなっていたら)交換しましょう
ブレーキパッド
ブレーキが利かない=事故です
ママチャリよりブレーキパッドへの負荷が大きいので交換時期も早いです
毎日通勤用で乗っていると、半年に1回は交換しておいた方が良いでしょう。また、効きにくくなったなと思ったりしても、ブレーキのワイヤーの可能性もあるので自転車屋さんで見てもらって、修理や交換をしてもらいましょう
ゆるみ
これも経年です
乗り続けていると振動でネジなどにゆるみが出る場合があります
いつもと違うモノが出ていたり、何か様子が違うぞ?といった違和感はしっかり感じましょう。というより、出ていたり緩んでいたりしたら気付きます
例えば、自転車をたてておく時の片足スタンドは緩みやすい部分です
6カクレンチですぐに絞めなおせますが、工具が無い場合は自転車屋さんへ行きましょう
もしくは、技術の先生か管理作業員の方に工具を借りましょう
費用
定期券の利用ぶんの交通費が支給されるという意味で言うと
通勤手当は支給されますが、自転車代やメンテナンス費用、修理代、備品は自腹です(手当で十分カバーできますが)
そういった維持費にお金がかかるのが自転車です
もう一つ、必ず入っておかなければならないのが保険です
最近では、自動車の保険とセットで加入できる保険もあるのでついででもいいのですが、自動車を乗らない方だと絶対に入らなければなりません
基本は、購入した自転車屋さんで入ることができるので、購入時に盗難防止とともに保険加入すればいいのですが、基本的には1年更新だと思います
なので、自転車の保険は随時確認し、きちんと更新するようにしましょう(億単位の賠償請求もあります)
楽天の自転車保険を紹介しておきます(【家族型】と【個人型】)
自転車保険に未加入でしたら必ず入っておきましょう
【家族型】自転車保険プラン<節約コース>【超かんたん保険】【自転車】【保険】【自転車保険】 【本人型】自転車保険プラン<節約コース>【超かんたん保険】【自転車】【保険】【自転車保険】まとめ
今回は自転車通勤のメリットとデメリットを紹介しました
費用対効果が高いと初めに言いましたが、時間が手に入る、給料が増える、健康が手に入る
違った経路で帰ることもできる(季節で景色を変えられます)、プライベートでもアウトドアが増えるなどです
公共機関利用は、不健康、給料は増えない(なんなら外食が増えて支出が増える)、時間はかかる、満員電車、暑い、臭い、、、
運動の効果や金銭面と色々な角度から紹介しましたが、あまりにも遠すぎる方に向けては書いていません
例えば、車で通勤片道30分~1時間とかです。本当に体を変えたいと思うならその距離を自転車で取り組んでもいいとは思いますが、色々なリスクが高まります
そうなったら、公共機関の利用もありでしょう
今回はあくまでも、10キロ圏内の方に向けた内容になっていますのであしからず
最後に
私も少しでも学生の勉強の足しになればと
授業の記事・動画をまとめていますので、こういった授業の展開もあるんだと、参考の一つとしてください
▶【てぃーちゃーMの社会科】地理一覧
▶【てぃーちゃーMの社会科】歴史一覧
▶【てぃーちゃーMの社会科】公民一覧
▶【中学社会科動画】youtube
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また、質問や困ったことなどあれば連絡ください。少しでもお役に立てればと思っています
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