#22【中学校社会科 歴史ノート】奈良時代のくらし

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こんにちは

てぃ~ちゃ~Mです

今回は#22【中学校社会科 歴史】奈良時代のくらしを紹介します

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まとめ(ノート用)コピペどーぞ(^_^)

①貴族と農民の暮らし

 都の邸宅で国から給料をもらいくらす貴族。竪穴住居で税や労役を担う農民

 厳しい暮らし~「貧窮問答歌」(山上憶良)。「防人の歌」(万葉集)

 逃亡農民や口分田不足

②荘園の始まり

三世一身の法・・・開墾した土地は3代所有可能

     ↓

 墾田永年私財法(743年)・・・開墾した土地は永久に所有可能

 →逃亡農民を利用し寺社や貴族が私有地拡大→公地公民制のくずれ → 荘園の拡大

勉強復習、予習、テスト勉強などの参考にどうぞ(^_^)

▼ 歴史記事 ▼

本記事の内容:奈良時代 貴族と農民の生活の違いから制度の変換がわかる

  • 貴族と農民の暮らし①
  • 貴族と農民の暮らし②
  • 荘園の始まり

貴族と農民の暮らし①

貴族と農民の生活には違いがある

貴族は、都の邸宅で国から給料をもらいくらすが、農民は竪穴住居で税や労役を担う。

農民の生活には厳しい暮らしを強いられるところがあった

「貧窮問答歌」にそういった現状がうかがえる

役人が家に来て税を払わなければ耳をそぎ落とすぞと・・・

山上憶良の作品である

その他、「防人の歌」という「万葉集」におさめられた歌である。

この辺りから、歌や文学作品などがよく出てくるようになるので誰がどの作品なのかは、何度も問題に取り組んで覚えた方が良い

参考問題

次の作品は何時代の誰の作品か、時代と作者名の組み合わせで正しいものを選びなさい

貧窮問答歌

時代【ア:奈良時代 イ:平安時代 ウ:鎌倉時代】

人物【ア:坂上田村麻呂 イ:山上憶良 ウ:藤原不比等】

組み合わせ【A:アとア B:アとイ C:イとイ D:イとウ E:ウとア F:ウとウ】

答え、B

参考問題

奈良時代の人々の暮らす様子が納められている歌集を漢字3字で答えなさい

答え、万葉集

貴族と農民の暮らし②

農民は、税を納め、防衛の任務に自費でつき、厳しい現状が奈良時代にはあった。

国府に(国司に)租と労役

都に庸と調の税を納め、運搬も農民が行う。

衛士として都の警備もしなければならなかった。

こういった支配をしていくと国がの方でも困った事が起こるようになる

それが、そういった暮らしから逃亡する農民の問題。

もう一つ、口分田の不足である。

口分田は、あくまでも農業ができる土地だ。日本の土地の割合は

平地が25%に対して山地が75%ある。昔と言うことを考えると、農作業に適した土地は、今よりもっと少なかったに違いない。

こういった問題に朝廷側は対応していくが、うまい事いかない・・・

荘園の始まり

三世一身の法

開墾した土地は3代所有可能となったが、孫の代まで来ると、どうせ国に返さないといけないならいらない。となってきたので

墾田永年私財法(743年)

開墾した土地は永久に所有可能となった

だが、結果、公地公民制がくずれ、私有地として土地を開墾していく力、金のあるものが土地を所有していくことになる。

逃亡農民を利用し寺社や貴族が私有地拡大。これが荘園の始まりである

参考問題

奈良時代、743年に出された法令で、開墾した土地は永久に自分の土地にしてよいという法令を漢字7字で答えなさい。

答え、墾田永仁私財法

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