#1中学校の集会で使えるちょっとした話【面白くないと生徒は聞かない】

学校&勉強ブログ

こんにちは

てぃーちゃーMです

今回は集会で使える話part1を紹介します

「今日は集会で話す当番だ、何を話そう・・・」

「話す内容を考えていないや・・・」

「なんでもいいか、適当にしゃべろう・・・」

集会の話は考えるのが手間ですよね

もちろん、生徒指導上適当すぎるのは問題ですが、何ら決まりがあるわけでもありません

生活指導等で伝えることがあるのならそれがメインになるかもしれませんが、当番で話をしなければならないことが多いでしょう

そんな時に参考になればと思い書きます

1限目 勇気の話

この前、あるアニメを見ました

何だったかな?歌は覚えているんだけど・・・

「勇気のスズがどうたらこうたら、不思議な冒険がなんやらかんやら・・・・」

○○君知ってますか?

そうでした、アンパンマンでした

アンパンマンが大切なのではなくて

歌詞を聞いたときに、ふと、「勇気」って、と感じました

勇気ってどんな言葉ができるか・・・

「勇気を出す」「勇気をもって」とかでしょう

でも勇気ってどんな気持ちなのかな?

ある人が言ってました

「勇気と無謀は紙一重」

例えば、チキンレースってしてますか?

崖に向かって車を走らせて、寸でで止める、崖から遠い方が負けというやってはいけない危険なモノです

もちろん止まらなければ崖に落ちてしまいます

そんなのやったらダメですよね?

なぜですか?

なぜやってはダメなのですか?

そうです、命を粗末に扱っているからです

当たり前かもしれませんが、命を粗末に扱う行為は勇気でも何でもありません

もし、チキンレースの場にあなたがいるとしたら、勇気ってどんな行動になるかな?

もし、何かのトラブルでチキンレースをしなければならないことになっていたらどうでしょう?

勇気のある行動とはその場で「謝ること」です

だって、謝るって怖いですよね

自分がとても不利な立場になるかもしれないし、もしかしたらひどい目にあわされるかもしれない

でも、自分のプライドを崩せるって、それって勇気ですよね

社会の歴史上の人物に「韓信(かんしん)」という軍師がいました

昔の中国の軍人という事です

その韓信は昔、悪い人たちに絡まれました、その時、何をしたのか?

犬のように四つん這いになって、その悪い人たちの股の間をくぐりました

それをみて悪い人たちは笑うのですが、それでおしまいです

その出来事を「韓信の股くぐり」というのですが、そこから学ぶことはなにか?

悪い人たちとトラブルになっていたらもしかすると命を落としていたかもしれない、無用なトラブルを避けるために、勇気をもって自分のプライドを崩したわけです

先ほどのチキンレースに戻りますが、レースをする当事者ではなかった場合の勇気はどうでしょう?

それは、レース自体を止めることですね

レースには取り巻き連中がいます、そういった中「やめよう」と声を上げるのは勇気のいる行為です

人は、ダメだと思っていても、勇気を持った行動ができないで流される人がいます

ダメだと思っていなくなって、流される人がいます(これを群集心理や集団心理と言います)

もし、「やめよう」と言えば、先ほどと同じように、痛い目に合うかもしれない

それって怖いですよね

でも、その怖さを分かったうえで、自分がその責任を背負う発言をすること

それが勇気です

あなたはどっちが良いですか?

チキンレースを煽る取り巻き連中か、勇気をもった行動ができる人物か

謝ることのできる人物か、自分がかわいくて謝ることができない人物か

もし、誰かがいじめられている場面になったとき

あなたはどういった行動をとりますか?

本当の勇気は言葉ではありません

本当の勇気は「行動」です

君たちのその一歩が勇気のはじまりです

無謀と勇気の違いを伝えました

そして、勇気とは何かを伝えました

そして、その判断を教えるのが先生や保護者たちで、学ぶ場所が学校です

勉強以外もしっかり学んでいきましょう

2限目 間(ま)の話

おはようございます

みなさんこの漢字知っていますか?

もんがまえに日と書く漢字です

そうです「あいだ」です

「あいだ(間)は他の読み方できますよね、訓読みか音読みかどっちかよくわかりませんが」

そうです「ま」です

じゃあこの「間」を使ったこんな言葉があります

「間に合わせる」

特に君たちで使われるのが、遅刻しそうなときに「間に合った~」とか、提出物の期限が「間に合った~」って時でしょう

このときの間(ま)は全部「時間」です

「時間に合わせる」という事ですね

それ以外にもいろいろあります

例えば「空」という感じを使えば「空間に合わせる」となります

空間に合わせるとはどういうことか?

君たちは今日はマスクを着けて登校していますよね?

そんな中でマスクを着けていない人がいたとしたらどうでしょうか?

マスクを着けている空間に合わせられてないですよね

間に合っていない人です

みんなが勉強に集中しているときにおしゃべりしている人

空間に合わせられてないですよね

間に合っていない人です

最近、皆さん、チャイムと同時に授業を始められていますか?

基本先生たちは、終了のチャイムと同時に授業は終わるように心がけています

でも、終われなかったときは、先生が間に合っていなかったという事ですよね?

でも、何が間に合っていなかったのか?

それは準備です

授業の段取りややることをしっかりと計画たてて実行していれば時間の余裕も作れましたが、準備がきちんとできていなかったので「間に合わなかった」ということですね

時間には終わろうとしている先生ですが、君たちはどうでしょう?授業時間は始まりのチャイムからですよね?チャイムが鳴ってから教室に入るのってどうなのかな?

しかも、チャイムが鳴ってから急いでトイレに行くっていうのはどうだろうか?

間に合っていませんよね

それも同じです、準備ができていなかったという事ですね

君たちの場合、前の授業が終わったら、先に次の授業の準備をして、トイレなども済ませる、そして、次の始業のチャイムに備えていれば間に合いますよね

やっていますか?

間に合わせるには準備がいる、準備だけでも実行しないと意味がない

昔の思想家に「王陽明」という人がいました

儒教の分野の「陽明学」の始祖です

陽明学の言葉に「知行合一」という言葉があります

「言う事と、やることを一致させよう」という意味です

間に合わせるには準備をする、準備も「やってる~」というだけではダメですね、実際に行動が伴って初めてやったことになる

間に合わせるためには動かないといけないという事です

さあ、今日もしっかりと次の授業の準備を休み時間の間にして始まりの時間を間に合わせましょう

3限目 ありがとうの話

先日とってもうれしいことがありました

○○君が△△さんに「ありがとう」って言ってました

消しゴムを拾ってあげたみたいなんですが、先生は感動しました

涙は流してませんが心では号泣でした

なぜ感動したかというと

ありがとうという言葉が当たり前に出てきている君たちってすごいなって思ったからです

大人になるまでにみんな色々なことを学びます

良いこともずるいことも

そんな大人たちって、自分が間違えてても素直に「ゴメン」って言えなかったり、うれしくても「ありがとう」って言えなかったりする

仲が良くなればなるほどそういった「当たり前の言葉」って使いにくくなる

だけど、君たちが当たり前に使っている「ありがとう」という言葉

もともとは仏教から来ている言葉で

目の見えないウミガメの話があります

目の見えないこのウミガメが海面に顔を出すのは100年に1回

そのころ、海には一本の丸太が浮かんでいて、その丸太には穴が開いている

その亀が丸太の穴に頭を出してしまう事はあるだろうか?と弟子に尋ねたお釈迦様

弟子は言います「そんなことは無いでしょう」

お釈迦様は言います「本当にないだろうか?」

弟子は言います「無いことは、、無いです。可能性としてはもちろんありますが、とても可能性は低いでしょう」

お釈迦様は言います「人間の生とは、亀が頭を丸太に入れることが有る以上に難しいことなのだ」と

有るが難い(あることががたい)ので「ありがたい」それが「ありがとう」です

本来、滅多にないことや、貴重なことを指す言葉です

そんな貴重な出来事が君たちの周りではたくさん起きている

そこに先生は感動しました

君たちみんなに言います「本当にありがとう」

そして今日も一日頑張っていこう

4限目 梯子(はしご)の話

先生の好きな本にこんな本があります

「思考は現実化する」

思考は現実化する_アクション・マニュアルつき

これは、鉄鋼王と呼ばれた、アメリカの超大金持ちになったアンドリューカーネギーの話が多くなるのですが、その人にタダで本をまとめろと言われた人がまとめた本です

ややこしいですね

作者は誰でもいいのですが書いてる中身が大切です

例えば、エジソンについてお話しているところがあるのですが

皆さんエジソンは知っていますか?

発明王と言われたエジソンですが、幼いころは、学校の先生に問題児扱いされていました

ですが、それはただその先生がエジソン君の資質を見抜けなかっただけ

めぐり合わなかったのですね

エジソン君はある発明をします

9999回失敗して

何を発明したかというと、電気です

電球にはフィラメントというたけの繊維でできている電気を流すと明るく光る素材が使われていました

その発明までにとても多くの失敗を積み重ねていたのです

歴史の本では、成功した、こんな発明をしたとかしか載っていません

ですが、本当の歴史の成功者の背景にはとても多くの失敗があるのです

じゃあなんで歴史に名前を残せるまでになったのか?

それは「あきなめなかったから」

だれが何と言おうと、自分を信じ、行動し続けたからです

君たちも、もう少し年を重ねると結果が出なかったり、思うようにならなかったり、様々な困難や壁に出会います

その時に思い出してください

本当に達成しなきゃならない壁は絶対に越えられます

絶対にです

君たちはライト兄弟を知っているでしょう

飛行機で空を飛んだ人たちです

彼らも何度も失敗しました

そして、周りからは「そんなの無理だ」「何をやってるんだあの兄弟は」とバカにされ笑われたのです

ですが、今日、飛行機が世界中を飛び回っています

それは、あの兄弟があきらめなかったから

成功するまで続けたからです

大切なことは何か?

「あきらめない」ではない

「成功するまでやり続ける」です

でも、方向が間違えているのに頑張っても仕方がありません

掛け違えた梯子の先にはゴールは待っていません

だから、君たちの梯子が掛け違えていないかは、先生たちに相談してください

先生たちは君たちに「梯子を掛ける存在」ではありません

梯子は君たちがかけるのです

それにアドバイスをするのが先生たちなので、君たちは先生たちを大いに使ってください

先生は君たちのサポーターです

君たちがどんな梯子を掛けるか楽しみです

まとめ

今回は短縮授業で4時間目までです。といったところでしょうか

勇気、間、ありがとう、梯子の話でした

参考になれば幸いです

最後に

私も少しでも学生の勉強の足しになればと

授業の記事・動画をまとめていますので参考にしてください

▶【てぃーちゃーMの社会科】授業ブログ「やさしい社会科授業」

http://teacherceo-masajirusi.com/

▶【中学社会科動画】youtube

https://www.youtube.com/playlist?list=PLWuTo1d_8MwwdbfWkLWaPLUibd6h0I0E0

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