【4年目教師へ】勤続年数から考える教師の仕事の本質【勤続年数より質が大切】

学校関係

こんにちは

てぃーちゃーMです

「あの先生ばかり人気があってたまに嫉妬する」

「なぜまじめな自分が周りから評価されないんだろう?」

「もっと生徒からも人気が欲しい」

と、あなたは思ったことがありませんか?

もしかしたら、あなたは教師の仕事の本質が見えていないのかもしれません

この記事を読めば、なぜあの教師は生徒から人気があるのか?がわかり

あなた自身が人気のある先生になれます

もちろん、生徒から人気を得ることが教師の仕事ではありません

ですが生徒からの人気を違う言葉で表すとどうなるか?

それは

「社会的承認」

です

「社会的承認」とは、簡単に言うと、みんなに認められているということです

「社会的な承認がある人」の授業と、無い人とでは

生徒の授業への取り組む姿勢が変わり

そうなることで、生徒の知識の定着率も変わってきます

知識が定着しない授業に価値はあるのでしょうか?

身につかない授業をする先生なんて価値はありません

という事は、生徒から人気のある先生の授業は「価値がある」という事になり

生徒から人気のない先生の授業は「価値がない」という事になります

結論をもう一度言いますが、これを読めば

価値のある教師になれる

という事です

勤続年数より質が大切

勤続年数が重要なのではなく、何を学び、どう伝えていってるかが大切なのです

例えば

30年タクシー運転手をやっている人と、2年目で、タクシー利用者の効率化を図るアプリを開発した人とではどちらが偉いですか?

正解はどちらもです

世の中にはもちろん続けることの大切さはあります

ですが

もう一つ例えを使うと

大阪から東京へ歩いていくとします

東京へ行きたいのに、アメリカの地図を持って3日ウロウロしている人がいたらどうでしょう?

アメリカの地図を持っていても役に立ちませんよね?

大阪から東京へ行くためには、東京へ行くための日本の地図が必要です

違った地図を持っているとゴールへはたどり着きません

ここで言うゴールとは、

あなたが持っている生徒の理想像(目標としている目的)です

「教師のゴールって卒業じゃないの?」と思われた方がいるかもしれませんが

そう思われた方は、教師の仕事がただの「作業・業務」になっています

教師とは、生徒一人一人の人生を作る、生徒にとっての大切なパートナーです

卒業はゴールでしょうか?

いいえ、生徒からすると人生の一つの節目にすぎません

たとえるなら、結婚はゴールではなく、夫婦生活のはじまりですよね?

(でも結婚相談所にとってはお客さんの結婚がゴール(作業終了)ですよね)

生徒にとって卒業は、新たなスタートであって、ただの節目です

その新たなスタートまでにどれだけ、人間として教えてあげられるか、成長させてあげられるかが教師の仕事です

面白くもない授業で大切な時間を潰すことが仕事ではありません

会社ならば、ゴールは会社が設定しているので間違いないかもしれませんが

教師の場合のゴールは「生徒が成長したことを確認できたとき」です

生徒の成長にはいろいろな形があります

責任のとれる人物になったこと

社会人として立派に働いていること

事業を立ち上げること

社会貢献すること・・・

まだまだ色々な形がありますが

その中には、「江戸幕府の将軍の名前を言えるようになった」なんてのは絶対に入らないんです

大人になった教え子と、ばったり道であったときに「先生、僕江戸幕府の将軍を言えるようになりましたよ」って言われても意味がないんです

勤続年数ではなく、何を、どう伝えて、子供たちが成長しているかが大切なのです

長い教師にありがちな事

教師は自分自身を高めていく、経験値を増やしていくことが大切です

勤続年数の長い教師にありがちなのが

  • 変化を嫌う
  • 新たな挑戦をしない

です

それは、私生活でも同じです

そんな、変化のない人間には、新たなことを学ばない人間には魅力なんてないんです

あなたが教師をして2周目だとしたら

1回りの間に、学校の授業や業務以外に没頭した趣味があるかどうかです

トレーニングでも、ファーフィンでも構いませんが

「忙しくてあんまり何もできてないや」と思った人は確実に魅力が低下していってます

人間的な魅力は、授業だけではなかなか高まりません

逆に、人間的な魅力は、授業力を高める相乗効果を持っています

社会科の教師が、四国地方の授業をするときに、「高知の波がな・・・」といってサーフィンをしている写真を見せてくれたらどうでしょう?

興味がわきますよね

もっと言うなら、サーフィンをしている動画と、観光の動画を編集して子供たちに見せてあげたらどうでしょう?

生徒たちは身近な人たちの動画や映像にはとても興味を持ちます

趣味でいいんです

自分自身を高め、授業以外の様々な学びから経験値を増やしていくことが大切です

自分にしかできないこと

あなたには使命があるはずです

使命とは、自分にしかできないことです

なぜそんなことを言うのかというと

使命に基づいた行動こそ、人を魅了するからです

使命と逆の言葉もあります

ここでは「業務」とします

あなたは学校へ使命を全うしに仕事に来ているのでしょうか?

それとも業務という仕事をするために来ているのでしょうか?

業務の秘密を伝えると

業務はあなたじゃなくてもできるんです

ただの業務をするだけならあなたじゃなくても、教科の教員免許を持っている人ならだれでも良いんです

ですが

あなたの周りには、その人しか持っていな魅力や、その人にしか伝えられない「何か」を持った人がいるでしょう

その魅力や「何か」は使命に基づいたモノのはずです

それは、自分にしかできないものを、自分が全うするためのモノ(使命)にしている人の強みです

それが魅力として現れているのです

その魅力は勤続年数が長いからという理由では出すことはできませんよね?

その人がどう生き、何を学び、何を実践しているかがその人の「魅力」を生み出しています

自分にしかできないこととは、自分が本当に好きな事です

好きなことを仕事にしているかもしれませんが、それ以外の好きになれることやモノが必要です

トレーニングだろうが、英会話だろうが、旅行だろうがなんでもいいのです

自分にしかできないことをたくさん行動して

使命を全うする「あなた」を作り上げることが大切です

違う世界を知る大切さ

先ほどの使命ともかぶる部分はありますが

色々なことにチャレンジするという事は、違う世界を知る、違う角度からモノを見る

という事につながります

あなたも経験したはずです

違う世界を知ることの大切さを

進路指導という場面で

なぜ、違う世界を知ることが大切なのかというと、教員しか知らない人には就職は語れないからです

進路指導は最終的に就職にまでつながる可能性がありますよね?

就職を見据えた進路指導なのに、就職先の仕事の内容を分かっていないのは

オイシイかどうかもわからない飲食店を勧めるようなものです

当てにならないですよね?

だからこそ、違う世界をいろいろ経験しないといけないのです

今でも、昔でも、あてにならない進路指導をする教師はとても多かったです

そういった教師は、「とりあえずいい高校なら大丈夫だろう」という根拠のない進路指導です

生徒の人生は見ていないのです

結婚式をゴールと考える人と同じ思考です

業務ととらえている作業者です

違う世界を知らないからと言って、開き直って、自分の狭い視野の判断基準で、大切な生徒の人生を左右する決断を迫る・・・

怖くないですか?

違う世界を知り、違う角度からモノを見ることが教師にとって求められる本質です

(参考記事:▲1年目の教師が持つべき3つのモノ【教師の資質】▲

まとめ

今回は、勤続年数から考える教師の仕事の本質ということで

価値のある教師になるために

勤続年数ではなく、何を、どう伝えて、子供たちが成長しているかを大切にし

自分自身を高め、授業以外の様々な学びから経験値を増やしていくこと大切にし

使命を全うする「あなた」を作り上げるために

違う世界を知り、違う角度からモノを見ることを大切にする

という事です

最後までご覧いただきありがとうございました

最後に

私も少しでも勉強の足しになればと

授業の記事・動画をまとめていますので、こういった授業の展開もあるんだと、参考の一つとしてください

▶【中学社会科動画】youtube

https://www.youtube.com/playlist?list=PLWuTo1d_8MwwdbfWkLWaPLUibd6h0I0E0

また、質問や困ったことなどあれば連絡ください。少しでもお役に立てればと思っています

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