家を買おうか迷っている教師へ!賃貸か購入かを見極めるポイント【買うなら貸すことを前提で購入しよう】

不動産

こんにちは

元公立中学校教師の

てぃーちゃーMです

「住宅ローンを組むか迷っている」

「ずっと賃貸でもよくない?」

「家賃を払い続けても自分の家にならないのはイヤだな・・・」

住宅ローンは長いから心配だけど

賃貸で家賃を払い続けるのも「もったいない気がする・・・」と考えていませんか?

この記事を読めば、買うか借りるかを決断することができます

なぜなら、私も元教師で家を買っているし借りてもいるからです

この記事では

賃貸か?購入か?の解決策と、それぞれのメリットデメリットを紹介します

この記事を読み終えるとあなたは、賃貸と購入を比較して決断することができるようになっています

貸すことを前提で買う?

一生住むのではなくて、後々人に貸すことも考えて購入するならいい

なぜなら、

  • 家庭の事情で引っ越しを考え無いといけなくなる場合
  • 子どもの学校事情
  • 周辺地域との馴染み
  • 住んでわかること

など、様々なリスクがあるから

例えば、ある購入者たちの声を聞くと

マンションの場合

  • 近隣住民とのトラブル
  • 修繕費などの金銭的な部分
  • 周辺環境や立地
  • 騒音問題

などです

戸建ての場合

  • 日当たりが悪い
  • 転勤で会社から遠い
  • 動線が悪い間取り
  • 不動産価格の急落
  • 初期費用が高い(物件価格の5%は見ておこう)

などです

家を購入して、一生住む覚悟をしてしまうと

あなたやあなたの家族が不満を抱えて生活をしなければならないということにもなりかねません

あなたはストレスを我慢できますか?

あなたはお子さんを、意外と車の交通量が多い道路で遊ばせられますか?

周辺地域と馴染めなかった奥さんに、お子さんを公園で遊ばせてきてといえますか?

子どもに我慢して学校へ行きなさいと言いますか?

こういった事を覚悟できるならいいですが

貸すという考えも考慮して、住宅を購入した方が良いと思いませんか?

あなたのご家族が地域や家に合わなかったとしても、他の誰かはピッタリ合う事もあります

あなたの家に住んでみたいと思う家族はいるものです

初めから貸す前提での住宅ローンはダメですが、将来的に貸すことも視野に入れた物件選びをした方が絶対に良いです

(注意:住宅ローンで貸すリスクはもちろんあります→▲教師が住宅ローンで家を購入したけど引っ越すことになったときの対処方法【売却か賃貸かの決断ができます】▲

賃貸か?購入か?

ほぼ、一生、あなたが学校という環境で働き続ける覚悟があるかどうか次第です

なぜ、覚悟が必要かというと

購入には返済期間というリスクが絡んでくるからです

もちろん、リスクだけではありませんが

購入にも賃貸にも良いところと悪いところがあります

簡単に紹介すると

  • 購入のメリット・・・自分の物になるという安心感。破損しても大丈夫。リフォームも自由
  • 購入のデメリット・・・長年の返済、収入の低下で回らなくなると厳しい、大きな手数料(利子)、破損個所は自己負担(マメな手入れも必要)
  • 賃貸のメリット・・・すぐに引っ越しできる、初期費用も安く済む、外観や排水管は管理業者がやってくれる、手数料が安い、住宅ローンは無い
  • 賃貸のデメリット・・・自分の物にならない、破損は弁償(保険はある)、リフォームできない

例えば、購入した住宅はリフォームできるけど、賃貸物件は勝手にリフォームできません

購入した物件は住宅ローンが終わればあなたの物になりますが

賃貸物件はあなたの物にはなりません

一番のネックはお金の面です

購入物件は住まなくなってもローンは残りますが

賃貸物件はローンはありません

住宅ローンを30数年払い続ける覚悟があるかどうかは、教員として勤められるかどうかの覚悟でもあります

(関連記事:住宅ローンは払い続けなくても完済できる→▲教師が住宅ローンで家を購入したけど引っ越すことになったときの対処方法【売却か賃貸かの決断ができます】▲

賃貸とは?購入とは?

賃貸物件は無形のサービス、物件の購入は有形のサービスです

そもそも、家に住むという事を勘違いするような考えが非常に多いです

あなたは車を運転したことはありますか?

車を運転するためにはまず「車」が必要です

車を準備する方法はいくつかあります

  • 友達から借りる
  • 親の車を借りる
  • レンタカーを借りる
  • 車を買う

といった感じで

そんな中で

「車」自体が欲しい人は車を買います

ですが

車は、本来は移動のための道具ですよね?

移動をするための方法はいくつかあります

電車、バス、ヘリ、船、タクシー・・・・

運転という行動や移動というサービスが「車の本来の目的」のはずです

ですが、そこに所有欲が入ることで「車」そのものが欲しいとなるのです

家も同じです

レンタカーと同じように、空間を借りるというサービスなのでレンタル料が発生している

逆に、購入するという事は、家という商品を買う事で家を所有していることです

賃貸

賃貸では、家賃を払い続けるのが

もったいない

といった話をよく聞きますが、そもそも賃貸物件で家賃を払って住むという事は

住環境のサービスを受け取っていることです

逆に、住宅ローンという逃げられない借金を背負わないための出費だと考えれば「もったいない」という考えは無くなるのではないでしょうか?

購入

あなたは服やネックレス、指輪などを買うときに、借金を良しとしますか?

そもそも、住宅ローンと言うモノは借金です

家という商品は高額商品です

なぜ、住宅ローンを銀行が勧めるかというと

銀行が儲かるからです

(参考:▲銀行の仕組み▲

住宅ローンを組むという事は、今現在で支払える財力を持っていないという場合がほとんどです

(現金があっても、あえて住宅ローンを組む場合もありますが)

例えば、1,500万円を住宅ローンで金利1%で借りた場合(固定変動関係なし)

月々の支払いは約4.5万円です

そのうち、15,000円程度が利子になります

計算すると、月15,000円×12か月×30年=540万

ざっくり計算しただけでも500万円が銀行へ取られていくわけです

ですが、現金がない人にお金を貸してくれているので

逆に銀行には「お金を貸してくれてありがとうございます」なのですが、どうでしょう?

単純に1,500万を3,000万、4,500万、6,000万とすれば2倍、3倍という形で概算は出ます

住宅ローンを組んで購入するという事は

銀行にかなりの手数料を払って、「仮の持ち主として住める」という条件付きの商品になるわけです

もちろん、様々な理由で住宅ローンが払えなくなったら銀行は取り上げに来ます

商品を購入したことはした人にはなるのですが、あくまでも、ローンが終わって初めて真の所有者になるわけです

それまでは、銀行に綱を握られた状態で住んでいるという事です

欲しい物のために借金ができるなら物件の購入もありではないでしょうか

今後の住宅事情

今後空き家が増えてくるから賃貸は安くなる予想

現在の日本では少子化が進んでいます

ですが、東京都の人口は増えています

地方は人口が減り、都市部で人口が集まる

どういうことかというと

地方の賃貸の家賃はどんどん値下がりし

都心の家賃は上がっていく予想です

あなたが住んでいるのはどこでしょうか?

あなたの地域の人口の移り変わりは土地の値段や賃貸物件の値段にも影響してきます

地域によっては賃貸物件が安くなるので場所によっては購入するより賃貸の方が良いでしょう

将来の自分

万が一の売る見極めは難しいです

家を購入するとなったら、家族の人数や将来設計も考えるはずです

ですが、子どもは大きくなると巣立っていきます

今まで、必要だった部屋数がいらなくなってきます

だからと言って、「売ってどこかに新しい家を買おう」とできる人ならいいです

大抵の場合、住宅ローンが残っています

大体、子どもが小さい時に最長でローンを組むので、子どもが成人しても後10年ぐらいはローンが残ります

誰も使わない部屋にお金を払い続ける・・・

どうでしょうか?

だからと言って、売るとなっても

不動産の相場、地域性、人口、需要、供給の感覚はありますか?

大抵の人は、そういった感覚は持っていません

だから、危険なんです

例えば、新築で5,000万で買った家を20年住んで、売るとなった場合

払う住宅ローンの総額が6,000万は超えます

元を取り戻そうと思うなら6,000万以上で売らなければ元は取れません

大抵は、残っているローンの分と手元に少し残れば、、、で手放す人が多いです

ですがこれは

売れればの話です

最悪の結果は

家はなかなか売れず、値下げで叩かれ、住んでいないにもかかわらずローンは払い続け、家は手に入らず、銀行に多くを払って、手元にはお金も残らずお終いというのが最悪のシナリオです

まとめ

今回は

賃貸か購入かを見極めるポイント

買うなら貸すことを前提で購入しよう

という内容で紹介しました

賃貸と購入の見方、今後の相場、売るならば意識していないといけないという心構えもできたのではないでしょうか?

参考になれば幸いです

このサイトは、不動産の購入を勧めるものでも、賃貸物件を勧めるものでもありません

比較検討のためのサイトです

ですが、教師の副業に関してのサイトでもあります

この機会に、不動産を学んで、教師を引退する頃には不動産収入で現役時代よりも多い収入を得られるような人生設計を作ってみてはいかがでしょうか?

何をするにもまずは知識と経験ですが・・・

一度どういった不動産屋でもいいので不動産取引の話を聞いてみることをお勧めします

最後までご覧いただきありがとうございました

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