#20【中学校社会科 歴史ノート】律令国家を目指して 大宝律令と白鳳文化

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てぃ~ちゃ~Mです

今回は#20【中学校社会科 歴史】 律令国家を目指して 大宝律令と白鳳文化を紹介します

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まとめ

①大宝律令・・・

大宝元年に制定(701年)藤原不比等らが選定。刑罰と政治の仕組み。

②二官八省 ~ 

二官八省。国郡里と大宰府

二官(太政官と神祇官)。宮内省、大蔵省など             

役人=国司(こくし)・郡司(ぐんじ)・里長(りちょう/さとおさ)が農民支配

③飛鳥時代の外交と白鳳文化

遣隋使、遣唐使、鑑真、玄奘三蔵と日本は薬師寺の宗派にもある

白鳳文化の式年遷宮、薬師寺の建築など、富本銭の流通

勉強復習、予習、テスト勉強などの参考にどうぞ(^_^)

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本記事の内容:飛鳥時代のまとめと補足

  • ①大宝律令
  • ②飛鳥時代の外交
  • ③白鳳文化

律令国家を目指してということで進めていきましたが本格的に決まりが制定されていきます

大宝律令

日本でルールができます。それが律令。大宝元年(701年)に制定された日本の法令だから大宝といいます。合わせて大宝律令

藤原不比等らが選定として有名ですが、この人は中臣鎌足の息子です。中臣鎌足は大化の改新以降に「藤原」という名前をもらいました。以後天皇家に仕えていますね。

 大宝律令の律と令

それは刑罰と政治の仕組み=法律と命令

こういう「決まり」があるのだ、だから決まりに従って「やれ」ということです。

決まりを作ることで、中央集権化を進め、政権を安定させて、「国家」としていくという目的があった。

中央集権統治体制?むずかしいですね。簡単に言うと、天皇中心の国を作る大切な役所がありました。それが二官八省ということ

二官八省(中央)

二官とは太政官と神祇官

太政官は実務をおこなう。神祇官は儀式事をおこなう

実務をおこなう太政官の下についているのが八省で宮内省、大蔵省、刑部省、兵部省、民部省、治部省、式部省、中務省がありますが、全部覚えなくても大丈夫です。大蔵省と宮内省ぐらいは覚えておきましょう。

地方にも役所が置かれました、九州の行政、外交、防衛をになう、大宰府(だざいふ)

各地域を国(こく)・郡(ぐん)・里(り)で細かい地域まで分けて、今の都道府県の市区町村のような形にしていきます。

各地域に配置された役人がいて、国は国司(こくし)・群は郡司(ぐんじ)・里は里長(りちょう/さとおさ)彼らによって農民は税を納め、労役をしなければなりませんでした。

今でいうと、都道府県の知事がいて、市区町村の長(リーダー)としていますね。

飛鳥時代の外交

中国が隋の頃は遣隋使。有名なのが小野妹子など。

隋の頃、日本の国書。日本が隋に手紙を送りました「日いずるところの天子、、、」(「隋書」倭国伝より)。太陽が出てくるところの王様から太陽が沈むところの王様に手紙を送りましたよって内容です。

中国が唐の頃は遣唐使ですが、唐からの僧も来てくれました。それが「鑑真」。何しに来たのかと言うと、当時の日本は、僧として許可を与えられていなくても僧として働けました。車の免許持っていないけどタクシー運転手やってるようなものです。だから、免許を与えることのできる人物が必要だったけど誰もいなかった。そこで、鑑真が「よっしゃ行ったろう」ということで来てくれたわけです

そのように日本に貢献してくれてありがとうという思いで、鑑真のために立てられたのが唐招提寺です

中国の盛んな東西交流から日本へ伝播してきます

有名な人物が玄奘(げんじょう)です。この人の旅物語が日本でも「西遊記」として知られている。

白鳳文化

日本らしい文化のはじまりです。特徴としては、律令国家スタートの意気込み、朝廷中心の国造りの意気込みが感じられる文化。といっても難しいですね。

儀式や建築に目を向けましょう。式年遷宮という今でも行われている儀式がこの頃か始まります。伊勢神宮で行うものです。

薬師寺や高松塚古墳なども作られます。貨幣の使用もあったようで、日本の最初の貨幣として富本銭があります。

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