こんにちは
てぃ~ちゃ~Mです
今回は#4「経度の違いと時差」を紹介します
▼ 地理記事 ▼
経度の違いと時差
先生が説明をしていたけど、いまいちわからない
このままテストをむかえるのは不安だ
時差は難しいからあきらめそう
あなたの不安を
時差の計算って意外と簡単
答えがぴったり合ってて気持ちいい
テストでも時差の問題が出題されたけどできた
に変えましょう
時差
そもそも、時差とは
「時間の差」です
だけど時間の差ってそもそも何?
ということもあるでしょう
例えば
日本がお昼の12時のとき
ヨーロッパにあるイギリスの首都ロンドンというところも
朝の太陽がのぼる前なのに、時計が昼の12時を指していたら
ややこしいですよね
だから、目安となる時間を国・地域ごとに決めていこう
では
決めるためにはどうしたらいいのか
地球は一日で1回転しています
1回転とは360度回るということです
ということは
360度を1日(24時間)かけて回っているということになります
ここである数字を求めます
それは、1時間で地球が動く角度です
360(度)÷24(時間)をすると
15という数字が出てきます
この 15度 が地球が1時間で動く角度
1時間で地球は15度動くということです
経度の基準
先ほどイギリスのロンドンをと言いましたが
このロンドンにはグリニッジ天文台
とよばれる、世界の基準となる天文台があります
この天文台を中心とし経度の基準があります
だから、イギリスのロンドンは経度が0度です
この経度0度の経線を「本初子午線」といいます
本初子午線の言葉の意味は簡単に言うと
始まりの時間の線
ということは基準の線ということで
本初子午線は世界の時間の基準のグリニッジ標準時ともいいます
(現在の基準は協定世界時ですが中学校では2018年度の教科書にも載っています)
ですが、一日の始まりが一番早い場所はイギリスではありません
それは
日付変更線のすぐ西側(地図で見ると左側)
そこが一番早い一日のスタートになります
日付変更線
日付変更線の特徴は
日付変更線の西側に近い地域のほうが一日のスタートが早く
日付変更線の東側(右側)が一番遅い一日のスタートになります
このことをふまえた上で
時差計算の手順をご紹介します
<h2.経度の差を求める(経度の幅を求める)< h2=””>
いきなり時間の差を求めることもできますがきちんとした手順でやることで理解も深まります。
経度の差(経度の幅)とは、例えば日本の経度は東経135度
イギリスの経度は0度
日本からイギリスまでは経度が
135度-0度で
135度分日本とイギリスとは経度の差(経度の幅)があることがわかります
カナダのオタワという地域の場合西経75度(おおよそです)ですから
日本との経度の差(経度の幅は)
135度+75度で
210度の経度の差(経度の幅)があることがわかります
なぜ+にしているかというと
日本からイギリスまでの経度の差と
イギリスからオタワまでの経度の差を求めて
その二つの差の合計が日本からオタワまでの経度の差(経度の幅)になるからです
経度の差を15度でわる
ここで求められた経度の差を1時間あたりに地球が動く角度(経度)で割ってやると
135度(経度の差)÷15(1時間での動く角度)=9(時間)
これで9時間の時間の差が、日本とイギリスとであることがわかります
時間の差を当てはめる
最後の仕上げです
例えば、日本が昼(午後0時)だとすると
イギリスは日付変更線から見て日本より西側にあるため時間を戻してやらないといけません
ということは
午前11時(1時間分)→午前10時(2時間分)→・・・・→午前3時(9時間分)
となって、日本が昼(午後0時)だとすると、イギリスは午前3時、夜明け前ということになります。
気をつけること
例えばオタワに場合、経度の差が210度あり15で割ると14時間の時間の差が求められます。
14時間戻すことになると午前よりも戻されて前日の午後10時となります
ここで大事なことが「前日」ということと午後になるということです。
経度が15度東へ進むごとに時間は1時間早くなります
逆に、経度が15度西へ進むごとに時間は1時間遅くなります
まとめ
経度の差を求める(経度の幅を求める)
経度の差を15で割る
時間の差を当てはめて時間を進めるか戻す
午前と午後に注意をし当日か前日かも気をつける
今回は経度のちがいと時差を
お伝えしました。
ご参考になれば何よりです
最後までご覧いただきありがとうございました。
次回は、いろいろな地図をお伝えします。
</h2.経度の差を求める(経度の幅を求める)<>
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