「起業1年目の教科書」から学ぶ 不安を無くす方法(第9章)ラストの章

【「起業1年目の教科書」から学ぶ 不安を無くす方法(第9章)】

あなたは自分一人で立ち向かうことに不安を感じていませんか?

起業はチームができると加速します

そして、企業当初からチームの感覚を意識するかしないかで、チームづくりもケンカしますし、ビジネスの楽しさや、難しく感じる壁も超えることができるようになります。

あなたは一人ではありません

今井考の「起業1年目の教科書」から学ぶ不安をなくす方法

最後の9章ラストになります。最後は「起業家のチームづくり」になります

起業家のチームづくり

「助けてくれる人リスト」を作る(1)

あなたができるところまでやったのなら、周りに助けてみてもいいんではないでしょうか?きっとだれかが「待ってました」と手を差し伸べてくれます。

あなたの周りの人は、本気で頑張っている人を応援してくれる人なんじゃないですか?

そうは言っても、起業家は自立すべきだし、ビジネスは自己責任です。ですが、仕事の全部を自分でしなければいけないかと言うと、そうではありません。

あなたが勤めている、勤めていた会社でもそうでしょう?すべて一人の人に責任ももたせないでしょう。

起業家とは、一人ですべてを行うスーパーマンではなく、足りないリソースを周りから集めて、社会に役立つビジネスをやり遂げる人の事です。

会社で仕事をしたことがある人ならば、陰で支えてくれている事務方さんや、先輩、営業部や商品開発部、品質管理部や人事、購買などなど専門部門があります。

起業しても助けを求めることは間違いでも悪い事でもありません

一流の人たちは、他人に助けを求められます。彼らは、助けを求めるのは恥ずかしい事と思ってはいません。むしろ、助けを求められない方がカッコ悪いと考えているぐらいです。

仕事でも、できる仕事なのか、できない仕事なのかをはっきりと連絡してくれないと安心して次回も仕事を頼めません。恥をかきたくないからギリギリまで頑張ってみたけど出来なかったとなると最悪です。

大丈夫です。苦しい時はお互い様。一人で考え込まないで、早め早めに相談しましょう。

私も助けを求めることは苦手ですが、「助けてくれる人リスト」を作っています。自分に関係ある項目ごとに力になってくれそうな人をリストにしています。

逆に、あなたが助ける機会もあるでしょう。そうやってお互いが助け合いながら、自分も、周りのみんなも成功するって幸せですよね

応援をしっかり受け取る(2)

企業当初は、何の見返りもないのに協力してくれる人に助けられるものです。しかし、ビジネスの立ち上げで忙しすぎて、何の恩返しもできないままだ

「恩返ししなければ」と思うでしょうが、大丈夫です。まずはしっかりとあなたがいただいた応援を受け取りましょう

なぜなら、あなたが頑張って成功することこそが一番の恩返しだからです

そして、あなたが成長していく姿を見せるだけでも十分よろこんでもらえます

あなたが成功した時に、次の人への恩を与えることができれば世の中のためになりますよね

応援されたら拒否せずに受け取って、次の人を応援できる人間になれるよう努力しましょう

有力者にかわいがってもらう(3)

すでに成功している有力者は、人生を変えるような大きな可能性を与えてくれます。次のステージに上がるためにも、ワンランク上の人との付き合いをしてみることをお勧めします。

同じ業界の先輩でも良いですし、違う業界の経営者でも構いません。彼らと接する機会が増えていくと、彼らがなぜ成功しているのかがわかってきます。

どんなふうに考え、どんな人と接していて、どんなふうに行動しているのかが分かると、あなたのビジネスも良い方向に持っていくことができるでしょう

得られるものは、人生に対する成功者のマインドです

親や友人は企業に対して恐らく反対してくるでしょう。ですが、成功者は自分がそうなったように、様々な人間の批判や逆境を乗り越えて成功したのでしょう?そんな人たちが、自分と同じ道を歩んでいる人をどう思うかは分かると思います

どんな状況でも、どんな環境でも、人は夢をかなえることができることを、自分の体験を基にして理解しているのです。

やはり成長しようとするなら、すでに成功しているひとから学ぶのが一番です。逆に、そういう方々と接する機会がなければ、自分の成長が止まってしまうように思います

成功者と会うということは成長する機会をいただいているという事なのです

本物に触れていると、あなたも本物になっていきます

売れない時から人に任せる(4)

あなたは早く成功したいですよね?

例えば、人に仕事を頼めばお金がかかります。利益がほとんどなくなる場合もあるでしょう。ですが、ビジネスのスピードを上げるためには、思い切って人に仕事を委託するほうが加速度的に早くなります。

人に仕事をお願いした時、損した気分になるのは計算方法が間違っているからです。

例えば、1万円を払って仕事を委託した場合、自分だったらこの仕事は3000円でできると思うと、7000円分を損した気分になるのです。

ですが、実際は1万円を払うことで「あなたの仕事をする時間」が増えます。あなたの仕事をする時間で5万円のしごとが取れたならどうでしょうか?

委託費用を計算するときは、その仕事単体ではなく、トータルでどれだけの売り上げが増えるのかを計算しないといけません

たとえ委託した仕事の内容のクオリティが低くても、一からやるよりは早いですよね?

あなたは委託できるごとを勿体ないからという理由で、自分で取り組むより、「お金を払った分取り返そう」と考え仕事に取り組むと、意欲も熱意も継続します

ですが、気をつけてください。あなたと同じクオリティで仕事ができる人は少ないでしょう。高レベルの人材に出会うまでと探し続けてしまうと、なかなか見つかりません

それと、専門性の高い仕事はそれこそプロにお任せしましょう。プロと素人では歴然の差がでます。

経営者は人に任せるプロです。そして、早い決断が求められます。あなたの仕事にあなたの熱意と意欲を多くそそげるように任せられる仕事は任せていきましょう。

他人に仕事を任せることで、自分が成長できるのです

こだわらずにチームを作る(5)

先ほどの人に仕事を任せるときと同じですが、最初から最高のパートナーは見つかりません。いろいろな人と一緒に仕事をすることで、自分に合った人が見えてきますし、自分自身の得意分野も見えてきます。

あなたのビジネスチームは何回か入れ替わりがあって、最後に最高のチームができるものです

ですので、最初はうまくいかなくても当たり前という気持ちで気楽に取り組みましょう。それに、何でもかんでも一緒にするのではなく、プロジェクトごとにチームを編成するで構わないのです

チームで仕事ができるようになるとやっぱりスピードが上がります。そして、チームメンバーからいろいろ学べます。

大切なことは、仲の良いではなく、お互いに足りないリソースを補完し合うメンバーと組むということです。「商品」を持っているあなたがいるなら「集客」ができる人と組むことです。

ですが、同時に「一人でもやりきる覚悟」が必要です

あなたは熱意と意欲を持ち、夢や目標にむかって仕事をやっていけるでしょう

お互いに気づかい、成功を願いあい、助け合うことで新たな自分自身の価値観を見つける事にもなるし、人間として成長できます。

チームになれば、ビジネスのスピードは2倍にも3倍にもなる

人に頭を下げる(6)

あなたは偉くなるためにビジネスを起こすのでしょうか?

あなたは誰のためにビジネスをするのでしょうか?

謙虚な人ほど強いのです

自分に自信があるからこそ、相手を受け入れ、自ら頭を下げる。

頭を下げれる人はやっぱり周りからも一目置かれます

自分が認められるから起業するという理由も立派ですが、本気で他人のために、世の中の困っている人のために役に立ちたいという気持ちで取り組んでいる人を、あなたはどうおもうでしょうか?

他の誰に認められなくても、困っている人たちのためになるのなら、このビジネスに一生をかけようというとき、何のためらいもなく頭を下げられるはずです

あなたは価値ある人間です

自分に価値があることを知れば、どんな状況も怖くありません

まとめ

起業家のチームづくり
一、「助けてくれる人リスト」を作る
二、応援をしっかり受け取る
三、有力者にかわいがってもらう
四、売れない時から人に任せる
五、こだわらずにチームを作る
六、人に頭を下げる

今回は「起業家のチームづくり」といことでラストの9章のご紹介でした

最後まで読んでいただきありがとうございます

本当にありがとうございます

私の文章が少しでもあなたの勇気の応援ができればと思って書いています

ともに頑張りましょう

こちらもよろしくお願いいたします

第1章はこちら↓↓↓
前編
http://teacherceo-masajirusi.com/2019/01/19/post-267/

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