新人の先生が授業を早く作るための3つの方法【先輩教員のノートは大切】

授業づくり

こんにちは

てぃーちゃーMです

「授業をもっと簡単に早く作れないかな・・・」

「授業づくりに参考にできるものはないかな・・・」

「そもそも授業ってどうやって作ればいいのかな・・・」

と考えたことがあれば見てください

実は、授業づくりは人をマネることで早くすることができます

10年間公立中学校の教師として実績を積んだ私も実践し実感しましたし

30年以上のキャリアを持つ私の尊敬する先輩教員も「初めはそうだった」と仰っていたからです

この記事では早く授業を作る3つ方法をご紹介します

この記事を読み終えるとあなたは15分もあれば授業が作れるようになっています

先輩教員のノートは大切

先輩教員の授業用ノートはあなたのバイブルです

授業づくりの基礎を学ぶのに大切なことは

知ってる人から学ぶ、マネることです

なぜ、先輩教員の授業ノートをマネるのが良いのかというと

その先輩教員は数年間、あなたが来る前から勤務しているはずです

という事は、学校の実情や生徒の学力などを考慮して作られた授業内容になっているはずだからです

実際に私も、計3校で勤務しましたが、それぞれの先輩教員のノートは違いますし、学力の違いによっても伝える内容は変わってきていました

例えば、ヒンドゥー教におけるカーストですが、バラモン、クシャトリヤ、バイシャ、シュードラと中身まで教える必要はありません

ですが、カーストの成り立ちとバラモン教は関係があり、その関係性にまで踏み込んで説明したほうが理解は深まります

ですが、カタカナがたくさん並ぶと混乱する生徒が多いようでは、そんな説明したところでチンプンカンプンです

「スクールカーストとかっていう言葉知ってる?」ぐらいの方が理解しやすいのです

実際、大阪府が実施しているチャレンジテストという大阪府下の統一テストでは

国語、数学、英語を合計して平均を出した場合

島本町が67点平均

門真市が52点平均で

平均点の差に15点も開きがありました(平成30年度大阪府チャレンジテスト結果1年生エクセルデータより引用)

学校は地域間で学力によりばらつきがある

だから、実態に応じた内容を踏まえた先輩教員のノートはとても参考になるのです

このサイトの利用

あなたの場合、尊敬できる先輩教員は勤務校いますか?

勤務する学校によっては先輩教員がいない場合もあるでしょう

教科の教員があなた一人という場合もあり得ます

そんな時は、当サイトの授業例を参考にしてください

まず、授業で大切なことは何かというと

必要なことをきちんと伝えられているか?です

話で伝えきれていなくても、黒板に書いて伝えられていたら伝えたことにはなります

実際に、「先生言ってなかったですよ」という生徒の声は多くある

ですが、それは当たり前です

経験年数が長くなればなるほど、教師側も知識が増えます

そうなれば伝えたいこと、しゃべりたいことが多くなり、重要なことが抜けてしまう場合もあります

ですが、そんな時に、黒板に書いているか書いていないかで大きく変わってきます

保護者へのクレーム対策にもなりますので、伝えきれていなくても書かせていれば大丈夫です

そういった、基本的なところは当サイトの授業例ではカバーしています(抜けがあれば御一報ください)

参考までに、各分野をクリックすると一覧へ飛びます↓

地理  歴史  公民

一貫性を保つために

教科書を1回でいいので一通り読みましょう

教科によって特性はありますが

特に社会科では一貫性(全体を通してのつじつまが合う筋道)が大切です

たとえ話で言うと

中学校では、縄文土器と弥生土器を教えて、「覚える土器はそれでおしまい」と言っても間違いではありません

ですが、その後、「須恵器」や「陶磁器」なるものがたびたび出てきます

これらは土器には基本的には分類されませんが、同じ焼き物です

そうなったときに、説明ができないと不安になりますし、生徒の不信感も出てきてしまうかもしれません

その他、権力の移り変わりもそうです

全体を把握していないと、とっさの質問に答えられなくなり困ります

こういった、歴史の一貫性は、大阪府大卒の芸能人である「ロザンの菅さん」も言っています

「日本の歴史は土地が誰のモノなのかをめぐるストーリーだ」と

ちなみに相方は「宇治原さん」で多くのクイズ番組にも京大卒で出演されていますよね

歴史の全体を把握するには教科書を読めばわかりますが、そういった人たちのまとめた本もわかりやすく参考になります(計230ページ)

まとめ

今回は、新人の先生が授業を早く作るための方法として

先輩教員のノートを借りる

当サイトを利用する

一貫性を知るために教科書を読破する

というところで紹介しました

私も歴史を一通り知るためにある本を読みましたが、ページ数344ページになる本でした

【中古】この1冊で日本の歴史がわかる! / 小和田哲男

ですが、一貫性を持つと前後の関係もつながるし、とっさの質問にも答えられます

様々な本があるので、色々な角度から歴史を見ることができると説明の幅も広がります

ちなみにロザン菅さんは、歴史は「土地がだれの物?という移り変わりが歴史だ」といいましたが、私は「権力のありかがどこか?」だと思っています

京大芸人式日本史 (幻冬舎よしもと文庫)

歴史は「中央集権化に向けての日本の変化」だととらえていますが、これも一つの考え方です

参考になれば幸いです

最後に

私も少しでも勉強の足しになればと

授業の記事・動画をまとめていますので、こういった授業の展開もあるんだと、参考の一つとしてください

▶【てぃーちゃーMの社会科】地理一覧

地理一覧
「地理一覧」の記事一覧です。

▶【てぃーちゃーMの社会科】歴史一覧

歴史一覧
「歴史一覧」の記事一覧です。

▶【てぃーちゃーMの社会科】公民一覧

公民一覧
「公民一覧」の記事一覧です。

▶【中学社会科動画】youtube

https://www.youtube.com/playlist?list=PLWuTo1d_8MwwdbfWkLWaPLUibd6h0I0E0

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